「すべての始まりの地」と呼ばれ、関東屈指のパワースポットでもある、鹿島神宮を紹介していきます。
鹿島神宮の概要
- アクセス:S
- 御朱印 :A
- 規模 :S
社格:式内社、常陸国一宮、官幣大社、別表神社
鹿島神宮は、日本建国・武道の神様である「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」を御祭神とする、神武天皇元年(紀元前660年)創建の由緒ある神社です。
「すべての始まりの地」と呼ばれ、「開運出世」「旅行安全」など何かを始めることに御利益のある「鹿島立守」は、お参りの際に入手したい御守です。
御祭神
御祭神は「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)」。雷、剣、相撲の神、地震の神であり、日本神話最強の武神、勝利の神様と考えられています。
古くは関ヶ原の戦いの前に徳川家康が、現在では鹿島アントラーズが必勝祈願をしています。
アクセス:Sランク
住所:茨城県鹿嶋市宮中 2306-1
最寄りの駅はJR鹿島神宮駅。駅から徒歩10分
東京駅から2時間30分の行程ですが、鹿島線が1時間に1本の運用で、乗り継ぎには注意です。
駐車場は第一駐車場の他にもあり、電車より車が便利な場所になります。
御朱印の種類:Aランク
鹿島神宮の御朱印は、本殿近くの授与所で2種類を直筆でいただけます。
本宮
奥宮
御朱印帳
御朱印帳は「楼門」「鷹」「藤(水色)」「藤(桃色)」の他、鹿島アントラーズの限定御朱印帳があります。
御守
鹿島神宮の本殿近くにある授与所で多くの御守を購入できます。特に鹿島神宮独自の御守は御利益が大きそうですので、目的が合う方は確認すると良いと思います。
・鹿島立守
・勝守
・武道守
・東国三社守
規模と見どころ:Sランク
東京ドーム15個分の広大な敷地に、日本三大楼門である「楼門」や「奥宮」「要石」などの見どころがあります。また、神の使いとして大切にされている鹿のいる「鹿園」もあります。
見どころ① 楼門
鹿島神宮の楼門は「日本三大楼門」の一つに数えられ、1634年(寛永11年)、水戸徳川初代藩主の頼房卿により奉納されたものです。高さ約13m、重要文化財に指定されています。
見どころ② さざれ石
国歌にある「さざれ石」を見ることができます。普段、あまり目にすることがないものですので、一度見ておくと良いと思います。
※国歌で詠まれる「さざれ石」は岐阜県揖斐川町春日村にあるさざれ石公園のものだそうです。
見どころ③ 鹿園
神話では、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の命令を鹿の神である天迦久神(あめのかくのかみ)が武甕槌大御神(たけみかづちのおおみかみ)に伝えたとされていて、現在でも神の使いとして鹿が大事にされています。
見どころ④ 奥宮
奥宮の御祭神は「武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)荒魂」です。
1605年(慶長10年)に徳川家康が関ヶ原戦勝の御礼に本宮として奉納したものを、新たな社殿を建てるにあたりこの位置に遷してきたものです。
御朱印をいただく前にしっかりとお参りしましょう
見どころ⑤ 要石
鹿島神宮の見どころの一つです。敷地の奥まった場所にありますが、足を運びたい場所です。
要石は、地中深くまで埋まり、地震を起こす鯰の頭を抑えていると古くから伝えられています。
水戸黄門で有名な徳川光圀公がどこまで深く埋まっているか確かめようと7日7晩にわたって掘らせたものの、掘り起こすことができなかった上に、怪我人が続出したために掘ることを諦めた、という逸話があります。
見どころ⑥ 御手洗池
大鳥居から一番奥の場所にある御手洗池は、1日に40万リットル以上の湧水があり、水底が一面見渡せるほど澄みわたった池です。
御手洗池の近くにはお茶屋の「一休」があり、境内の散策の一休みとして団子などを食べることができます。
名物グルメ
鹿島神宮には、残念ながら名物と呼ばれるグルメは確認できません。
「参道商店街」には、お土産屋、甘味処、食事処があります。