下野国の一の宮は宇都宮と日光にある「二荒山神社」です。
今回は宇都宮二荒山神社を紹介します。
二荒山神社(宇都宮)の概要
- アクセス:S
- 御朱印 :S
- 規模 :A
社格:式内社、下野国一宮、官幣中社、別表神社
社記によると、第16 代仁徳天皇の御代に毛野国が上下の二国に分けられ、御祭神豊城入彦命の四世孫奈良別王が下毛野国の国造に任ぜられます。この時、祖神である豊城入彦命を荒尾崎(下之宮)に祀ったのが始まりで、その後承和5 年(838)に現在の地、臼ケ峰に遷座されたと伝えられています。
また、二荒山神社は「下野国一之宮」とよばれ、宇都宮という地名はこのイチノミヤが訛ってウツノミヤになったという一説があります。
御祭神
御祭神は豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)です。
日本書紀によると、豊城入彦命は第十代崇神天皇の第一皇子で、大和朝廷の東国守護に下向されたと記されています。
豊城入彦命は毛野国(現在の栃木県・群馬県)をご開拓になられ、衣食住など人々の生活の産業を奨励され、宇都宮の始祖として古くから敬仰されてきました。
また、武徳にも優れ、古くから武将の信仰が篤く、戦勝祈願の神様としても崇敬されてきたようです。
アクセス:S
所在地:栃木県宇都宮市馬場通り1丁目1−1
最寄り駅はJR宇都宮駅。駅西口から徒歩20分の距離で徒歩でも可能な距離ですが、駅のバスロータリーから市内循環バスが出ていて、バスでは駅から5分の距離となります。
御朱印:S
御朱印
御朱印は、神社の他に、相殿の大物主命=大国さまと、事代主命=恵比須さまのお姿絵御朱印(2枚1組)もあります。
また、特別御朱印もあり、X(旧Twitter)「https://twitter.com/futaarasan」で公開されています。
御朱印帳
二荒山神社オリジナルの御朱印帳が二種類準備されています。
規模とにぎわい:A
宇都宮市内の中心部にある神社で、大きな通りには大鳥居があり、石段を登ると本殿があります。
名物グルメ
宇都宮といえば餃子。餃子ストリートや有名な「宇都宮みんみん」の本店も神社の近くにあります。「宇都宮みんみん」は食べログの「餃子100名店」に選出されています。
「宇都宮みんみん」は大人気のため、整理券を配っています。整理券をもらってから、神社へ参拝してもよいかもしれません。
また、有名店が集結する「来らっせ」(ドン・キホーテ地下)も、一度でたくさんの種類の餃子を味える魅力のスポットです。