湯島天満宮(湯島天神)は、学問の神・菅原道真公を祀る東京屈指の天満宮として、受験生をはじめ多くの参拝者で賑わいます。
梅の名所としても名高く、「湯島の白梅」は江戸時代から詩歌や浮世絵に描かれています。
概要
アクセス:A
御朱印 :S
規模 :A
社格:府社、別表神社
湯島天満宮(通称:湯島天神)は、もともと天之手力雄命(あめのたぢからおのみこと)を祀る神社として、5世紀に創建されたと伝えられています。
室町時代の正平10年(1355年)、菅原道真公の御神霊を勧請し、合祀されてからは「湯島天満宮」として広く崇敬を集めるようになりました。
江戸時代には徳川家からの庇護も受け、特に学問の神様として名を馳せ、現代でも入試シーズンには合格祈願の絵馬が境内にずらりと並びます。
御祭神
御祭神
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)
天之手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
菅原道真公(すがわらのみちざねこう)は、平安時代の学者・政治家で、死後に天満大自在天神として祀られました。学業成就や試験合格の神として全国の天満宮で崇敬されています。
天之手力雄命(あめのたぢからおのみこと)は、天岩戸の神話で天照大神を引き出した力の神です。開運・身体健全・スポーツ上達などのご利益があります。
御利益
学業成就・合格祈願:菅原道真公の力により、入試や資格試験を控える人々の強い味方として信仰されています。
開運・招福:天之手力雄命の霊験により、運気の好転や物事を打開する力を授けてくれるとされます。
健康長寿・身体健全:天之手力雄命の霊験により、家族の健康や暮らしの安定を祈願する人が多く訪れます。
アクセス:Aランク
所在地:東京都文京区湯島3-30-1
最寄り駅:
東京メトロ千代田線「湯島駅」3番出口より徒歩2分
東京メトロ銀座線「上野広小路駅」より徒歩5分
JR山手線・京浜東北線「御徒町駅」より徒歩8分
都心の神社として、電車や徒歩での参拝は便利です。
神社専用の駐車場はなく、近くのコインパーキングがHPで案内されていますので、自家用車での参拝は不便な可能性があります。
御朱印:Sランク
御朱印
湯島天満宮では、通常の御朱印のほか、月替りの御朱印、梅まつりや正月などの時期にあわせた限定御朱印(切り絵)も頒布されています。
御守
学業成就・合格祈願の「学業御守」が特に人気で、合格祈願に特化した「合格鉛筆」や「学業成就絵馬」は定番の人気アイテムとなります。
(HPより引用)
社務所
9時~19時(御朱印の対応は17時まで)
規模と見どころ:Aランク
表鳥居
表鳥居は、銅製で、寛文7年(1667)同8年に寄進されたもので、都内に遺存する鋳造の鳥居としては時代も古く、製作も優秀なことから東京都指定有形文化財に指定されています。
梅の名所
梅の名所「湯島の白梅」と知られ、境内には約300本の梅が植えられており、2月中旬から3月上旬にかけては「梅まつり」が開催されます。
名物グルメ
湯島に近隣には、多くの和菓子の名店があり、「つる瀬」さんや「みつばち」さんなどイートインでその味を楽しめるお店もあります。