秩父神社は、徳川家康が寄進した豪華な社殿や「秩父夜祭り」で知られています。
秩父三社の一つとしても名高く、学業成就や厄除け、地域守護の神として信仰を集めています。
概要
アクセス:A
御朱印 :A
規模 :A
社格:式内社、国幣小社、別表神社
秩父神社の創建は、第十代崇神天皇の時代。知知夫国造であった八意思兼命の子孫・知知夫彦命が祖神を祀ったのが始まりとされています。
現在の社殿は1592年に徳川家康が寄進した細部の彫刻が見事な権現造で、特に、左甚五郎作と伝えられる「つなぎの龍」や「お元気三猿」など、社殿に施された彫刻群は見どころのひとつです。
毎年12月に開催される「秩父夜祭り」は、ユネスコ無形文化遺産にも登録された壮大な冬祭りで、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭」の一つに数えられます。
御祭神
御祭神
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう)
八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)は知恵と学問の神。天照大御神が天岩戸に籠もった際に策を授けた知恵の神とされ、学業成就や合格祈願のご利益があります。
知知夫彦命(ちちぶひこのみこと)は、秩父の地を開拓した国造。地域守護の神として崇敬され、家庭円満や地域繁栄を司ります。
天之御中主神(あめのみなかぬしのかみ)は、宇宙創造の根源神。安産や子授けの守護神とされ、家族の安泰を祈る人々から信仰されています。
秩父宮雍仁親王(ちちぶのみややすひとしんのう)は、平和と繁栄、スポーツ振興の守護神として近年祀られました。
御利益
学業成就・合格祈願:八意思兼命の知恵の力により、受験生や学ぶ人々に力を与えるとされ、多くの参拝者が訪れます。
家内安全:知知夫彦命などの地域を守る神々の力により、災いを避け平穏な日々を送るための祈願が行われます。
安産・子授け:天之御中主神の力により、子宝や無事な出産を願う参拝が多く見られます。
アクセス:Aランク
所在地:埼玉県秩父市番場町1-3
最寄り駅:
秩父鉄道「秩父駅」より徒歩3分
西武秩父線「西武秩父駅」より徒歩15分
駐車スペースは境内に数台ありますが、多くの台数を置くことができる駐車場ではなく、電車などでの参拝が便利だと思います。
御朱印:Aランク
御朱印
御朱印は社務所にて直書き対応していただけます。
御守
秩父神社では、御祭神の八意思兼命の御利益である知恵の力にあやかろうとする学生に「学業成就」のお守が特に人気です。
さらに、「知恵守」や「合格守」などの学問に特化したお守も充実しています。
授与所
8:30~17:00
規模とみどころ:Aランク
(HPより引用)
秩父夜祭り
毎年12月初旬に行われる秩父神社の例大祭で、豪華な山車と花火が競演する冬の一大イベントです。夜空を彩る花火とともに、山車が市街を練り歩く様は圧巻で、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
社殿と彫刻
徳川家康寄進による本殿は、権現造で彩色豊かな彫刻が施されています。
「つなぎの龍」や「北辰の梟」、「お元気三猿」「子育ての虎」など、左甚五郎作と伝わる動物彫刻はどれもユニークで、じっくり観察する価値があります。
水占い
武甲山からの伏流水を使った「水占みくじ」を体験できます。
おみくじを水に浸すと文字が浮かび上がり、神様からのお言葉や日々の指針を知ることができ、恋愛成就のご利益もあると、特に女性に人気です。
名物グルメ
秩父で有名な食べ物には、わらじカツ丼、豚みそ丼、みそポテト、くるみそばなどがあります。
ここでは、豚みそ丼の「野さか」さんを紹介します。