全国に約400社ある香取神社の総本社です。
東国三社の1つであり、伊勢神宮、鹿島神宮と並んで、「神宮」の称号で奉祀されてきた歴史も由緒もある神社です。
香取神宮の概要
- アクセス:B
- 御朱印 :S
- 規模 :S
社格:式内社、下総国一宮、官幣大社、別表神社
香取神宮は、日本書紀に登場する武の神様である「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」を御祭神とする、神武天皇18年(紀元前642年)創建の神社です。
「勝運」「交通安全」「災難除け」に御利益のある神様として有名です。
御祭神
御祭神は「経津主大神(ふつぬしのおおかみ)」。
日本書紀に記載のある「出雲の国譲りの神話」に、武甕槌大神(たけみかづちのかみ / 鹿島神宮の御祭神)と共に出雲に派遣されたとされています。
アクセス:Bランク
住所:千葉県香取市香取1697
最寄り駅は、JR香取駅。但し、無人駅で、香取駅から香取神宮までは徒歩30分。
JR佐原駅からはタクシーで10分。バスもありますが、基本的には自家用車などでの訪問がオススメとなります。
御朱印:Sラング
香取神宮では、「香取神宮」「奥宮」「要石」の3種類の御朱印の他に、季節や行事に合わせた限定御朱印があります。
香取神宮
奥宮
要石
<御朱印の受付時間>
拝殿の授与所:8:30~17:00「香取神宮」
奥宮の授与所:9:00~17:00「奥宮」「要石」
御朱印帳
特に限定のものはないようです。2種類が確認できます。
御守
香取神宮の御祭神は武道の神として信仰されており、武道・スポーツをされている方向けの御守「体育勝運守」は御利益が大きそうですね。
規模とにぎわい:S
香取神宮は、駐車場から参道の商店街を抜けて参拝することになります。
本殿から、奥宮、要石を巡ると徒歩で30分程度の行程となります。
楼門
楼門は、1700年(元禄13年)に造営され、昭和58年重要文化財指定されています。
楼門の南側の楼上にある額は「東郷平八郎」の筆によるものだそうです。
本殿
本殿は、1700年(元禄13年)徳川幕府の手によって造営され、昭和52年に重要文化財として指定されています。
屋根は、檜皮葺(ひわだぶき)、黒漆を基調とした色合いに極彩色で彩りを加えてあることが特徴です。
奥宮
経津主大神の荒魂を祀っています。
楼門より旧参道を西へ100m程にある社です。
要石
地震を起こす大鯰を抑えるため地中深くまで差し込んでいるとされる霊石です。
香取神宮、鹿島神宮の両宮にあり、わずかに露出している頭頂部は、香取では凸形、鹿島では凹形をしています。
名物グルメ
参道にある商店街は賑わっていて、名物の「香取草だんご」が各店舗で競うように売られています。
草だんご以外でも、わらび餅などの和菓子を中心としたスイーツがあり、大いに楽しむことができると思います。